ご無沙汰致しております。
どうも、YNです
昨日は日本刀の手入れをしていました
日本刀(玉鋼で出来ています)は刀身を空気(酸化)から守るため、
刀剣油(丁子油など)を刀身に塗り、保護しています。
梅雨の時期や湿度の高い日には手入れが出来ないため、
晴れている乾燥した日が手入れには向いています
まず最初に古くなった刀剣油を拭い、刀枕に置きます。
(その前にする事もありますが、省略 笑)
刀剣油を刀身にまんべんなく適量塗り、鞘にしまいます。
よく時代劇で見る「ポンポン」する物は、勿論持っていますが、
使ったことがありません。
通称「ポンポン」は砥石を砕いた物が中に入っています。
日本刀を所持している方により、考え方が異なるのですが、
私は「ポンポン」を必要と思わないので、使わないだけです。
日本刀の手入れの作法として間違っていたらすみません
興味がない方の方が多いかと思いますが、ウンチクを1つ。
日本刀を展示する際に気をつける事が幾つかある中で
不思議に思う事があります。
「どうして柄(持ち手部分)を正面から右にして展示しないのだろう」
こんな疑問でした。
時代劇や映画でも恐らく柄を左に刀を置いてあります。
その理由は
柄が右にあるとすぐに引き抜いて敵を切れるため、
人を迎え入れるにあたって大変無礼な事になるからです。
歓迎の意や敵意がない証拠として、柄を左にしています。
もしも、刀剣をご覧になる事があれば、少し気にして鑑賞してみてください。