はじめに
先日、社内で使用しているNASにアクセスできなくなりました。
幸い、そのNASは過去のデータが保管されているNASだったので現在進行系の仕事に影響はありませんでした。
アクセス回復方法をご紹介します!
どうしてアクセスできなくなったの?
状況をヒアリングしてみると、週末までアクセス出来ていたのに、なぜか週明けアクセスができなくなった!とのことでした。
- 問題のNASには、他のPCからはアクセス可能
- 問題のPCから、その他のNASにはアクセス可能
というへんてこな状態。
問題のPCのネットワークの一覧に問題のNASは表示されているのですが、クリックしてアクセスしようとすると・・・、
ということで、アクセスできません。
エラーコード0x80070035となっているので調べてみると、どうやらwindows資格情報が原因っぽいようでした。
Windows資格情報を追加する
さっそく、資格情報マネージャーを起動させます。
windowsの検索バーに、「資格情報マネージャー」と打ち込んで表示させると早いですよ。
で、ここからwindows資格情報を追加すればOKです!
それでもアクセスできないときは?
これでもアクセスできない時は、レジストリエディタからAllowInsecureGuestAuthの値を変更します。ただし、セキュリティリスクが高まってしまいますので、その点は考慮が必要です。
先程と同様に検索バーに「レジストリエディタ」と打ち込みます。
レジストリエディタが起動したら、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters
としてAllowInsecureGuestAuthの値を0→1にします。
これは、「安全でないゲストログオンを有効にする」という設定です。
繰り返しになりますが、AllowInsecureGuestAuthを有効にするよりも、Windows資格情報からアカウントを登録して正規にアクセス出来るようにした方が安全です。
こちらの記事に画像つきで詳しく紹介されていました👇
https://knkomko.hatenablog.com/entry/2019/08/19/231050
https://youtm-log.com/failure/pc-failure/anzendenai/
おわりに
ということで、突然共有フォルダ(NAS)にアクセスできなくなったときの対処法をご紹介致しました。困った時はエラーコードで検索すると、大体解決策が見つかりますね😉