はじめに
みなさん、いつも看板マートにお見積もり依頼、ご注文頂きありがとうございます!今回は、よくあるご入稿データの不備について解説したいと思います😎
注意事項として「カラーモードがRGBになっております。印刷物はCMYKです。」というメールが届いた方、このブログを読めばバッチリですよ🤗
読む時間がない方は、目次から「おわりに」だけ読んでもらえばOKです👍
そもそもカラーモードって何なの?
RGBとCMYKの違い
パソコンのモニターやスマホ、テレビなどは、光を発して色を表現するタイプで、これらはRGB形式と呼ばれています。
対して、雑誌・ポスター・看板などの印刷物はCMYK形式で、インク(色素)が光を吸収(と反射)することで色を表現しています。
つまり、RGBとCMYKでは色の表現方法が全然違うのです。
RGBで印刷することは出来ないの?
実は、RGBのままCMYKに自動変換して印刷することも出来ます。ただし、ものによってはアンダー気味のくすんだ印象になります。
RGBは明るい色が得意なのですが、その中にはCMYKでは表現出来ない色もあります。表現できない明るい色は近似色へと変換され、その結果、くすんだ印象の印刷となってしまうのです。
ということで、印刷データのカラーモードがRGBの場合はCMYKに変換した上で色補正を行い入稿して頂くことがベストかなと思っています。
RGBでご入稿された場合
CMYKに変換することが出来ない方
デザインデータはパソコンで制作することが一般的で、例えばホームページを制作した際に作ったロゴデータをそのまま看板にも使用する、という場合も多くあります。ホームページはモニターで見ることを想定しているため、RGB形式で作られます。
また、写真もデジカメで撮影するとRGB形式です。
こういったRGBデータはCMYKに変換して色補正ができると良いのですが、お客様の環境によっては、それが出来ない場合も多くあるかと思います。
RGBカラーのまま入稿された場合
ここまで全て読んでいただいた方は、ご理解頂けると思いますが、RGBのまま(CMYKに自動変換して)印刷すると少しくすんだ印象になる場合があります。
こちらを予めご理解頂きました上で、ご入稿・ご注文頂ますようお願いします。
おわりに
長くなりましたがまとめますと、カラーモードRGBで入稿すると、できあがった看板の色が少し暗くなるかも。だから、できるだけCMYKで色補正してから入稿してね!
ということです🤗
よろしくおねがいします。