すっかりご無沙汰しております
YNです。
去る8月9日、8月10日の2日間、有機溶剤作業主任者講習を受講してきました。
2日間に渡る講義は実に有意義な物でした。
なかでも最も馴染みのある防毒マスクの正しい使用方法(吸収缶の破過時間など)についてご説明頂けた事は何よりも勉強になりました。
防毒マスク使用時にも送気マスク使用時(私達にはあまり馴染みがないですが、講習中にお教え頂きました)にも共通する事項としては、換気に十分に気を付けるという事でした。
興味深いお話をお教え頂いたので、そちらを1つご紹介致します。
クロロホルム(昔々はカエルの解剖などに使われていた)は有機溶剤(正しくは特定化学物質)である事、
ヴィクトリア女王が分娩をする際にクロロホルムが用いられた事、
また、その分娩が世界初の無痛分娩になった事、
麻酔作用があるが、その一方、毒性が高いため現在は使用されない事、
です。
私の世代はカエルの解剖はしていないのですが、
クロロホルムはドラマや漫画などでとても名なため、
クロロホルム 強毒性 麻酔作用
はすぐに覚える事が出来ました。
私達が塗装する際に最も使用するのがスプレーガンですが、塗装後に広がるミストの事を考えると、防毒だけでなく防じん機能の付いた吸収缶を使用するとより良い事も改めて勉強になりました。
今度、講習で得た知識を活かしていきます。